Route 66 in Arizona
 
= Seligman =
<<WEST EAST>>
町の西側入口に立つ Welcome Board
 2010年4月撮影
Yavapai County Arizona  wikipedia はこちら
Historic Route 66 が生まれた町で、 北 Arizona の標高1600mにある人口約500人の小さな町。 19世紀半ば、Beale Wagon Road を通る初期の移住者達には Mint Valley として知られていた地域だが、Santa Fe 鉄道の Prescot Junction に1886年に町が出来、その鉄道建設と金融関係に助力した著名なニューヨークの銀行家 Jesse Seligman にあやかって、Seligman と名付けられるまでは、Prescot Junction と呼ばれていた。

鉄道の往来が増えるにつれ、町は繁栄。 1905年には「Havase Fred Harvey House」が作られるほどだった。 Seligman は一時は周辺の大牧場で働いているカウボーイ達でにぎわい、 町の通りでの撃ち合いも良く行われ、サロンや売春宿もたくさんある荒れた町だったが、 Route 66 が出来ると、町の経済に大きな効果をもたらし、たくさんのモーテルや色々なビジネスが出来、たくさんの旅人達を楽しませる町となった。
1970年代後半にI-40でバイパス化されると、 町は急速に寂れていき、1980年代の半ばで Santa Fe 鉄道もこの町でのサービスを止めてしまった。
その後、この町に住む Juan と Angel Delgadillo 兄弟が Route 66 の保存運動を起こし、 Route 66 の通る各州と連携して「歴史的な道」として Route 66 を復活させ、 良く保存された町並みは人々の注目を集め、 Route 66 発祥の地として、今では人気の町となっている。

1987年、Arizona 州は Seligman の商工会の努力により、Historic Route 66 として、 Seligman から Kingman までを「Old U.S.Route 66」と認定した。 それはアメリカ合衆国に残る「Old Route 66」の道で、もっとも長い距離残っている道である。
Route 66 ブログはこちら
■ ■ Seligman Commercial Historic District   ■ ■
1st St.、Lamport St. Picacho、鉄道に囲まれた地区は、the National Register of Historic Places に登録されていて、活気のあった全盛期の雰囲気を体験できる。
wikipediaはこちら
■ ■ Angel Delgadillo's Gift Shop   ■ ■
217 East Route 66 - Seligman, Arizona  HP はこちら
床屋であるお兄さん Angel のお店で、Route 66 グッズのギフトショップ、Museum(1916年建設)、Visitor Center を併設。

1956年6月29日、ドイツのアウトバーンにような交通網がこれからの国防の基本、と感じていたアイゼンハワーが大統領となり、Interstate Road System を作る法律を作り、全州で道路整備が始まったが、 その Interstate SystemがYavapai 郡に来るまでに20年間以上もかかり、 1978年の9月に、やっと Seligman の南側を通るバイパス I-40 が完成。 これは Seligman を通らずに、直線で時間と距離を短くしたので、 Seligman には突然誰も来なくなり、 古い Route 66 沿いのほとんどの商売は成り立たなくなり、消えていった。

Route 66 沿いで育った Juan と Angel の兄弟。 兄の Angel は Seligman の町のリーダー達が、旅人目当て以外の仕事を見つけるために走り回っている時に、この歴史ある道に来る魅力的な観光客の可能性を考えていた。

Angel は Arizona の Route 66 沿いのビジネス感覚のある指導者達に会い、 1967年、古い Highway の保存と発展のための非営利的な「Histric Route 66 Association Arizona」を立ち上げ、 同年彼らは Arizona の議会に、歴史的な道として Route 66 を認めるように陳情。 Route 66 を通る他の7州(Illinois,Missouri,Kansas, Oklahoma,Texas, New Mexico, California)も Angel の考えに基づき、 総本部を kingman に置いて、それぞれの州に「Historic Highway Association」を作った。
Angel の理髪店は Visitor Center のコーナーに未だに残されていて、 又ギフトショップの中にも色々な Route 66 の遺品が集められている。
Route 66 ブログ;Angel Delgadillo's Gift Shop はこちら&こちら U.S. Route 66 は1926年末に全線開通。好景気、そして車の一般への普及と相まって、全盛期を迎え、 沿線にはたくさんの旅人相手のビジネスが誕生した。 その後少しづつバイパス化され、1984年にはバイパスである I-40 が、全線開通し、 Route 66 は1985年に廃止された。 それについで、沿線の町も寂れていく。 が、1987年に「Historic Route 66」として地図に Route が書かれるようになったのは、 Arizona の Angel Delgadillo の 「Arizona Historic Route 66 Association」のお陰で、この動きは California を含む Route 66 が通る8州すべてですぐに実行されたが、 「The California Historic Route 66 Association」 が出来たのは、8州の中で最後だった。

 

             2010年4月撮影

   Angel さんと奥様の Vilma さんの名刺
           2010年4月撮影
 

ショップのコーナーにある Angel さんのお仕事椅子。風格があります。
        2013年9月撮影

        東側から見たショップ
        Vintage Car が並んで。

             2010年4月撮影
■ ■ Snow Cap ■ ■
301 E. Chino Ave. Seligman
1953年に Delgadillo 兄弟の弟 Juan が始めたDrive-In。 1950年代の初め、Juan は自分所有の納屋が Route 66 を通る Ford のディーラーのセールスマンや シフトで変わる鉄道労働者達の利用の需要があることを知り、 その人気のコーナーを、アイスクリームショップに変えようと思いたった。当時Arizona 中に店があった Snow Cap とフランチャイズ契約を結び、 1953年、ガラクタでアイスクリームショップを作り、 モルツビール、ルートビール、そしてユーモアを提供する店を始めた。
50年後の今でも、旅行者達は Snow Cap の窓口で、美味しいファーストフードと飲み物、ビールを買うことが出来、 待っている間に見せてくれるいたずらや色々な仕掛けで楽しませてくれることで有名に。 環境のことも考えて、Snow Cap で出すストローとナプキンは干し草で作られている。 Juan が2004年に亡くなり、息子の Robert も2007年に亡くなったが、 息子の John と Cecilla がその意思と伝統を受け継いで、今も営業している。
Route 66 ブログ;Snow Capはこちら&こちら&こちら&こちら

カラフルな外観が楽しい Snow Cap
2010年4月撮影
 

   店内はもっと楽しい。いつも笑い声が。
          2010年4月撮影

       裏庭には「カーズ」の車が
            2013年9月撮影
 

        裏庭は遊び心満載!
      タップリと楽しませてくれます。

          2013年9月撮影

     ツーリングの人達のお休み所でも
     2003年Route 66 Caravanの1箇所でも。

             2010年4月撮影
■ ■ Seligman Harvey House ■ ■

Kathy Weiser, courtesy Legends of America.
the "Legends of America" text would be hyperlinked to:
http://www.legendsofamerica.com/66-main.html
 
正式には「Havasu, Fred Harvey Hotel, Cafe and Santa Fe Railroad Depot」
1905〜1954年  関連HPはこちら
鉄道の往来が増えるにつれ、旅行者も多くなり、 1905年に「Havasu Fred Harvey House」が作られた。 ここは6000平方フィートの敷地にたくさんの部屋、大きな厨房、レストラン、ニューススタンドなどを持つ美しいホテルとして有名だったが、 鉄道も月日が経つにつれ、少し筒客足も遠のき、その後閉館。
鉄道は、有名なHarvey Houseの運営が終わるまでの約100年間は、 Seligmanの町では重要な存在だった。
この美しい建物は廃墟のまま長い間残されていたが、 あまりにも線路に近いところにあったので、倒壊の危険性もあり、 Santa Fe鉄道は壊すことを決定。 熱心な保存運動家たちの努力にもかかわらず、 国の法律により、2008年5月に壊されてしまった。
(国の法律:ビルは安全上、線路からある程度の距離を置いて建てるべき)
Route 66 ブログ;Seligman Harvey Houseはこちら
■ ■ Rusty Bolt Souvenir   ■ ■
117 E Chino, Seligman, AZ 86337  HPはこちら
Harley Davidsonの特約店でもあるSeligmanの中でもきわめてユニークなお土産屋さん。 以前は「Thunderbird Indian Store」(1903年創立)と言う名前だった。 Edsel(フォードが1950年代後半に製造販売していた自動車のブランド)と正面に飾り立てた色々なマネキンで有名。 入り口付近、屋根の上、停めた車にいるのは全てマネキン。 ちょっと悪趣味にも思えるけれど、これだけたくさんあれば、もう立派なArt。 その存在感にはちょっと圧倒されてしまいます。
Route 66 ブログ;Rusty Boltはこちら

  このマネキンの異様さに最初は驚いてしまいますが。
   2010年4月撮影
 

   マネキンもじっくりと見ると楽しくなる。
           2010年4月撮影

  裏庭も遊び心一杯!車からの下半身もマネキン。
           2010年4月撮影
 

  ■ Aztec Motel ■
  マリリン・モンローや車の壁画がとってもおしゃれ!
Route 66 ブログ はこちら

       2010年4月撮影

   ■ Westside Loli's Cafe ■
  415 W Chino Ave Seligman,
  おしゃれな看板が有名
  Route 66 ブログ はこちら
         2010年4月撮影      
 
■ Route 66 Motel ■
22750 W. Hwy 66 Seligman, AZ
HP はこちら
以前は 「Navajo Motel」 と言う名前だったが、最近改装された時に変えた。
協会のガイドでも推奨されている評判の良い Motel。

2013年9 月撮影
 

■ Historic seligman Sundries ■
22405 Historic Route 66 Seligman AZ
1904年〜、HPはこちら
Cafe、雑貨屋、Museum、お土産や、インデイアンジュエリーを扱うショップ。 the National Register of Historic Placesに登録。
Route 66 ブログ;Historic Sundriesはこちら

     2010年4月撮影

     ■ Supai Motel ■
 134 West Chino Avenue Seligman
 HPはこちら
 約60年前に出来、今ではRoute 66沿いの歴史的なランドマーク。  数年前に改装、最高のおもてなしを目的に運営している。
 Route 66 ブログ;Supai Motelはこちら

          2010年4月撮影      

<<WEST EAST>>
Arizona  2014/07/23  route66jpinfo